【 原ナビィ 個展 “CAT FIGHT” 】
2024年8月2日(金)より米原康正がキュレーションするギャラリー
tHE GALLERY OMOTESANDOにて、原ナビィによる個展「CAT FIGHT」を開催いたします。
夏の日差しに負けないVIVIDな原ナビィの世界をご覧ください。
●STATEMENT
展示のタイトルのCAT FIGHTは女性同士での喧嘩、女性同士の喧嘩を揶揄する意味合いも持っている。
暴力、怒りは誰でも普遍的に持っている。
今回の展示では私が思うCAT FIGHTを、戦うこと、怒りを描いた。
私はそれらを特別なことではなく当たり前な事として、暴力や怒り、力強く生きていく事を大切にしたい。
- 原ナビィ
●原ナビィ / HARA NABBIE profile
2001年 東京生まれ。
東京藝術大学院油画第1研究室在学中
暴力や怒りについて普遍的に描いています。
<受賞歴>
2021年 muni Art Award グランプリ、ビューワー賞受賞
2024年卒業制作 サロン・ド・プランタン賞、台東区長賞 受賞
2024年 art award tokyo marunouchi 入賞
<主な展示歴>
2022 個展 「ベリー・グウ 」GALLERY SCENA
2023年アートフェア東京
ART FAIR PHILIPPRNES
個展「HYSTERIA」Bohemian’s Guild Cage
2024年 アートフェア東京2024
個展 「はうる音」銀座 蔦屋書店 Bohemian’s Guild Cage
<Instagram>
@nskb___
https://www.instagram.com/nskb___
●キュレーター米原康正より
彼女の作品の前に立った瞬間、僕の耳に「いい加減にしろ」って、
腹の底から響いてくる男とも女ともつかない叫び声が飛び込んできた。
人間の本能、そして本能から湧き起こる衝動を
原ナビィは連続する漫画の一コマを切り取った方法論で作品にする。
漫画と言っても
軟弱な線で描かれた最近の漫画じゃない。
劇画だ。
今や私たちの前から消え去った漫画ジャンル。
笑っちゃうほどのリアリティある本能を求めた結果
彼女は過剰すぎる劇画的作品にたどり着いた。
僕が彼女の作品を見た時聴いた叫び声は
それに反応した僕の心の声だ。
閉塞感いっぱいの今の状況に
そう叫ばなきゃ生きてる気持ちがしなかったのだ。
作品の中の過剰な暴力とエロスは、
劇画同様私のまわりから消えかけている
生きるという本能の根源を蘇らせた。
原ナビィ 個展 “CAT FIGHT”
==================
場所:tHE GALLERY OMOTESANDO
期間:2024年8月2日(金)~8月30日(金)
休廊日:月・火曜日
時間:12:00~19:00
==================