原宿に新しくギャラリー『tHE GALLERY HARAJUKU』をオープンさせました。
少しばかりギャラリー過多な現在の状況でなんで? って聞かれる前に僕はこう答えます。
「本来アートとは宗教にも似た価値観の共有を目的としたものであると思う。
アーティストの作品(価値観)を原理として、それに共感した人間がその作品の世界観に共鳴する。
信者を増やす行為こそ僕はアートだと考えるのです。
違うって言われてもすいません僕はそう考えています。
キュレーターという仕事はその原理を伝えるために存在するわけです。
そしてギャラリーはその本殿。
ただし僕がやっているキュレーション、いくぶん癖があって本殿への出入りには非常に厳しい。
癖って何? ってことを知りたかったらまずこのギャラリーに足をお運びください。
とっておきの原理主義者たちをとり揃えてみなさんに布教活動始めようと思います」
癖があるギャラリーって、考えてみたら非常に少ない。
あえて僕が今ギャラリーを開く理由はここにあります。
癖が強いからこそ
人によってはあたりなときもそしてハズレの時もある。
その幅は非常に大きい。
だからこそ今まで見たことも感じたこともなかった原理を皆さんに紹介できると僕は思っています。
キュレーター/米原 康正
アートとファッションの文化の発信地、表参道。
世界的なブランドのフラッグシップショップが立ち並ぶステイタスと、今の時代を感じるトレンド感を併せ持つ通りの奥。
これから世界に出ていく日本人アーティストや世界からのアーティストの展覧会に加え、ハイクラスの顧客対象のイベントでも活用されるギャラリースペース。
編集者、クリエイティブデイレクター、フォトグラファー、DJ。世界で唯一チェキをメイン機材とするアーティストとして、雑誌、 CDジャケット、ファッションカタログなどで幅広く活躍。中国圏での人気が高く、中国版Twitterである「新浪微博」でのフォロ ワーが167万人超、シューティングとDJをセットにしたイベントでアジアを賑わせている。世界のストリート・シーンで注目される、ジャパニーズ・カルチャーを作品だけでなく自分の言葉で語れる日本人アーティストの一人。
ブランドプロデューサー/事業家
商品やブランドや企業の魅力を高め、世の中に届ける仕事。
個人向けの海外ブランドの日本進出から、IT関連の事業、エンターテイメント事業など、経営してきた会社は多岐に渡り、合計7社を経営。
その後、今日に至るまで、海外ブランド・国内の人・もの・企業・番組・イベント・タレント・テレビCM・広告などブランドのクリエイティブなど130のプロジェクトを担当する。
現在も、多種多用な業界の15社前後の上場企業や、業界トップ企業の、ブランド顧問・アドバイザー・プロデューサーなどを務めている。
世界中でビジネスや投資を展開し生活している私は、アートファンとしてかねてより日本人アーティストがもっと世界に進出していけばいいなと漠然と考えていました。
キュレーターの米ちゃんとの出会いにより若手アーティストが多くの外国人観光客や若者との出会いの場になるギャラリーをスタートできて嬉しいです。今後はアーティスト支援としての教育基金財団も準備し支えていくプランを計画中です。